Okayama WordPress Meetup #4 WordPressで多言語ってどうする?を開催しました。

2019年09月21日(土)に、岡山のコワーキングスペースThinkCampさんで「Okayama WordPress Meetup #4 WordPressで多言語ってどうする?」を開催しました。
https://www.meetup.com/ja-JP/Okayama-WordPress-Meetup/events/263798939/

今回は、多言語化の見識のある清水さん、西川さんをお迎えして、そもそも多言語化って何?技術面でどのようなことが必要かなどをお話いただきました。

まずは、私の方からOkayamaWordPressMeetupのご説明を。

引き続き、和風デザイナーの清水さんのお話。
「記事が溜まってから多言語化するより、最初から多言語化を考えたサイト設計をするべき」ということ。また、「多言語」というと、ただ文字を英語にすればよいというわけではなく、海外で評価されるコンテンツと日本で評価されるコンテンツは違うということ。観光地の写真1つでも、日本では風景の写真が評価されるが、中国ではむしろ人がたくさんいる写真のほうがよい評価をされる。それらからもデザインや写真はそのままで文章だけが翻訳されているのより、コンテンツを分けたサイト設計のほうが良いということ。
スライドは以下です。

また印象的だったのは、以下。これは思いもよらなかったのでいい見識を得ました。

ひきつづき、男木島からお越しいただいた西川さんのセッション。WordCamp男木島で実行委員をされてた西川さんには大変お世話になっており、また今回岡山にも来ていただき、本当に感謝です。
今回は、そもそも何が多言語なのかというところからお話いただきました。
アプリケーションとしての多言語が目に付きやすいけど、実は、コンテンツや運営チームのことも考える必要がある。
そして、アプリケーションの多言語も、i18n(Internationalization)とL10n(LOCALIZATION)のそれぞれで対応が必要。
また、コンテンツの多言語も、記事だけでなく、カテゴリやタグ、画像・動画、ナビゲーションなど考えることはいっぱい。印象的だったのは動画の多言語化、字幕やナレーション入ってたらかなりしんどいし、作り直しになるんでしょうね。記事の多言語も単純にTranslationするのか、その文化文脈にあわせLocalizationするのかによっても対応工数が大きく違うところ。
これらから、簡単に「多言語化しますー」って請け負ってしまうと、大変になことになるかもしれないよ、安易に考えちゃだめよ、ということが理解できました。
スライドはこちら
https://www.canva.com/design/DADmBabkUSw/JCwRs0xjM-Eozhuwv6sYNA/view#1
西川さんのプレゼンはすごく引き込まれるし、そういうプレゼンができること尊敬してます。

後半は、みんなで多言語化を体験するワークショップを実施。内容はすべて共同オーガナイザーの三浦さんが作ってくださいました。非常に感謝。

ワークショップ用のサイトはいつもどおり私の方で人数分用意させていただきました。今までAWSのEC2(KUSANAGI)を利用していたのですが、今回は私的に借りているXSERVERを利用して約20サイトほど用意しました。
途中、ログイン制限が発生しちょっと困ったのですが、さすがXSERVERさま、検索したら、すぐ制限解除方法が見つかりました。デフォルトではちゃんと制限されている状態で提供しているし、困ってもすぐ解除方法がみつかるいうのは、ホント素晴らしい。
ワークショップ自体はほぼ全員完走できました。

そして、そのまま懇親会へ。結局3次会くらいまでやってました。参加者のみなさんがとても楽しそうに交流されていたので、すごく印象的で非常に嬉しく思っています。

11月・12月・1月は、なかなか時間がとれないから、次回は2020年2月頃に開催できたらいいなと思っていますー。
みなさんご参加いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

※追記
実は、、、ハッシュタグの案内を間違っていて、本当は「#okayamawpmeetup」だったんですよね。ただ、私が案内していたのは、「#okayamawordpressmeetup」。
次回こそは「#okayamawpmeetup」で行きたいですね。

この記事を書いた人

takeshi.furusato

AWS Samurai 2022
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自称めんツナかんかんエバンジェリスト(https://mtc2.furusato.blog/)
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