2019年10月13日(日)に、松江 オープンソースラボで開催されたShimane WordPress Meetup #7 とJP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in 島根 キックオフで登壇してきました。
実は人生で「島根」にきたことは、今年に入るまでなかったのですが、先日のShimane WordPress Meetup #6を入れて、なんだかんだで今回3回目の島根入り。ホントいい御縁をいただきました。ありがたい。
■Shimane WordPress Meetup #7
https://www.meetup.com/ja-JP/Shimane-WordPress-Meetup/events/263744135/
■JP_Stripes(Stirpeユーザーグループ) in 島根
https://eventregist.com/e/JP_Stripes_IZO?lang=ja_JP
今回の島根行き、実は愛媛経由で行く予定でしたが、今回、大型の台風が来ており四国に渡ると万一、橋が封鎖されると、計画的にちょっとまずいなと思い、泣く泣く断念。松山には行かず、SORACOM UG in Hiroshimaの本編・懇親会に参加後に、そのまま松江入しました。
結局、以下のようなプランに。
■2019-10-11(金)
夜 移動(岡山→広島) 広島宿泊
■2019-10-12(土)
午前中 広島のカレー屋を堪能
14:30〜 SORACOM UG in Hiroshima 参加
18:30〜 SORACOM UG in Hiroshima 懇親会参加
21:00〜 移動(広島→松江) 松江宿泊
■2019-10-13(日)
10:00〜 Shimane WordPress Meetup #7 参加
14:30〜 JP_Stripes(Stirpeユーザーグループ) in 島根 参加
■2019-10-14(月・祝)
午前中 出雲大社付近を観光
お昼頃 帰り道の広島県三次あたりにあるカレー屋で昼食
夕方頃 帰宅
今回のコンテンツ、Shimane WordPress Meetup #7 と JP_Stripes in 島根 ですが、こちら2019年06月01日に岡山で開催した「Okayama WordPress MeetupとJP_Stripe in Okayama」にShimane WordPress Meetupのオーガナイザーであるシダさんがご参加された際、島根でもこのコンテンツで開催したいということをおっしゃっていただき、今回、お手伝いをさせていただきました。
このコンテンツは、午前中にWordPressMeetupで、ECサイトやWooCommerceのことを聞き、ハンズオンではStripeを利用し決済までできるECサイトを作る。午後からはJP_Stripesではハンズオンで利用したStripeを深堀りするという内容です。
※ただ、基本的には、共催などではなく、それぞれ単独開催となっています。
会場について
会場は、松江 オープンソースラボという場所で、オープンソースソフトウェア(OSS)に特化した、研究・開発・交流のための拠点として作られた松江市が運営する会場になります。
会場設備は非常にキレイで、PCの貸し出しまで行ってます。素晴らしい会場でした。ありがたい。
Shimane WordPress Meetup #7
まずは、岡山のMeetupと同様、WooCommerceコントリビュータの田中さんのセッションです。スライドは以下です。
ECサイトを運営する上で、一番大切なのは「セキュリティ」。ECサイトの性質上、自身が管理するサーバーに個人情報を保存する必要がでてくる。WordPressを利用したWooCommerceも基本的は同じ。
万一、ウェブサイトを乗っ取られたとき、そのリスクは通常のウェブサイトとECサイトではぜんぜん違う。
したがって、WordPressやサーバーなどのセキュリティに不安がある人やそのメンテナンスができない場合は、他社が提供しているASPやSaaSを利用することも検討するべき。作って終わりというわけではなく、運用コストもちゃんと考えて導入するべきである。
また、印象的だったことは「WordPressがセキュリティアップデートを自動でするようになると聞いたとき、これはECにハマると思った」ということ。先見の明ありといったとこでした。
引き続き、私のワークショップセッション。スライドは以下です。
資料・手順は以下になります。
https://qiita.com/takeshifurusato/items/53b0a21aed1120b7e414
参加者1名につき1つのWordPressを用意させていただき、そちらを使ってみなさんに手順書通りにWooCommerceやStripeを導入いただきました。途中、解説や質疑、雑談などをいたしましたが、基本的にはみなさんにモクモクやってもらうことになりました。
ほとんどの方が完走いただき、プログラムを書くことなくECサイトのオンライン決済(テストモードで)するところまでたどり着けました。
ただ、田中さんもおっしゃっていたとおり、ECサイトはサイト制作よりもその後の運用が重要でWordPressやプラグイン・テーマのアップデートは必ずやっていただきたいですね。
JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in 島根 キックオフ!!
お昼をまたいで、午後からはJP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in 島根 キックオフ!!です。
まずは小島さんからStripeとはのお話。
いつもの感じでスタート。もう何回聞いたかわからないくらいの小島さんのプレゼン。何回聞いてもしっくり染み渡る。
「ブログを書くまでが勉強会」という言葉に耳が痛いなと思いながら。。。。
日本ではキャッシュレスは伸びしろしかない話や、レジの釣り銭準備金の話など。
特定要素に紐付いたキャッシュレスのほうが決済金額が多い(ApplePayよりStarbucksApp決済のほうが決済金額が多い)とのこと。これはすごく意外でした。
Stripe Sessions 2019(https://stripe.com/jp/sessions/2019)での発表の話など。小島さんがお一人でツイートされているまとめStripe Sessions 2019 (ほぼ)日本語ツイートまとめ(https://togetter.com/li/1402971)など、新しい発表についての話も。
他にも、使った分だけ(商品が売れたとき、決済が発生したときにのみ)利用料が発生。Stripeを使ってSaaSを構築したときのキャッシュフローの良さ(支払いは最短1週間、支払は月末)などの話は、いつ聞いてもホント納得があります。
引き続き、午前から連続登壇の田中さんの話。
印象的だったのは「運用保守は大事」ということ。個人情報に加え、決済情報を保持する必要があるのでちゃんと運用をする必要がある。そして、EC開発を続けて儲けていくためには、決済に絡む部分をちゃんと握っている必要があるということ。
つまり、受託開発して納品して終了だと、開発側のお客様も不幸になる。ちゃんと運用保守をして開発側も儲け、お客様も安心できるECサイト運営をするべきである。
引き続き、私からStripeConnectの話をしました。スライドは以下。
Stripeを採用していただいた自分のお客様の事例を元に、StripeConnectの事例を紹介しました。アカウントタイプと決済作成方法の選択がキモです。
そして、StripeConnectはちょっとややこしすぎるので、Stripeを初めて聞く人にとっては、ちょっとわけのわからない話なることが想定されていたため、私のセッションの後半は「#電話でペイ」の話に切り替えました。
※一応、後半用に2つスライドは用意していました。
とりあえず、百聞は一見にしかずということで、デモをして、実際に決済が完了しているところをお見せしました。
また、こちら簡単に作れるので、そのワークショップを行ったドキュメントを紹介しました。
初級編(https://01w.me/jpsc2019t1) →30分
中級編(https://01w.me/jpsc2019t2) →45分
上級編(https://01w.me/jpsc2019t3) →45分
簡単に作れるので、みなさんお試しになっていただけたら幸いです。
懇親会もほとんどの方が参加され、美味しいものをいただきました。そして、次回のJP_Stripesは2020年1月25日、登壇者も決定しているとのこと。
島根のみなさんは本当に良い人ばかりで、また来たいという気持ちになります。次回のJP_Stripesでは登壇はしませんが、参加者として行けたらいいなと思っています。※雪が心配。降るよね、きっと。
おまけ
余談ですが、翌日は出雲大社によって帰りました。正確には出雲大社の近くのスタバと宝くじ売り場です。
ちょうど出雲駅伝の日で、スタバのチョークアートが素敵でした。そして、懇親会のときに勧められた出雲大社前のチャンスセンター(宝くじ売り場)で、ほんの少し購入。※いつもは宝くじとか買わないです。当たるといいな。