TwilioJP-UG Online Vol.1を開催しました。

2021年5月25日(火)に、TwilioJP-UG Online Vol.1を開催いたしました。
https://twiliojp-ug.doorkeeper.jp/events/121830
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

Twilioは、音声通話、メッセージング(SMS/チャット)、ビデオなどの様々なコミュニケーションチャネルをアプリケーションやビジネスへ容易に組み込むことのできるクラウドコミュニケーションプラットフォームです。
TwilioJP-UG Onlineは、そのTwilioに関する、知識を共有したり質問をしたりするオンライン勉強会です。

いままで、TwilioJP-UG Okayamaということで、オフライン&ローカルでのコミュニティを運営していましたが、今回、オンラインを前提としたUGとしてスタートしました。
初回ということもあり、ちょっと手探り感でスタートしました。いろんな方が参加され、目的もさまざまなので、雰囲気作りって難しい。。。

今回は一応、セッションとハンズオンの形で企画し、セッション部分はYouTubeで公開する形にしました。
私の方は、全体的な段取り、オープニングの説明スライド、ハンズオンの事前準備説明と当日説明などをいたしました。
当日、セッションを行っている部分は録画をして記録として残しました。

コミュニティ支援についてのご案内

Twilioの池原さんから、Twilio社としてUGなどに対しての支援体制について説明がありました。また、2013年にTwilioが日本に来たときからの、Twilioコミュニティの流れを振り返る感じでした。私も2013年頃からTwilioを少しずつ触り始めたんですが、イベントは東京だったので参加できませんでした。
私がやってるTwilioJP-UG岡山も2018年からなので、もともとのTwilioJP-UG岡山はなんだかんだで歴史あるなーとしみじみしてました。ちなみに、コミュニティイベントというわけではないですが、Twilioが日本にきて5周年のときにKWCさんが企画されたイベントが印象的でした。

ちなみに、Twilio社からの主な支援は以下のとおり。コミュニティツールを支援いただけるのはありがたいですね。

以下、共有されたURL
・KDDI WEB COMMUNICATIONSさんのTwilioブログ
ユーザーとユーザーの繋がりで生まれる新たなコミュニティ、第1回 Twilioファンミーティング!
https://cloudapi.kddi-web.com/magazine/twilio-event/twilio-fan-meeting
【TwilioJP-UG 東京 イベントレポート】Twilio BasicPhoneをAndroidで動かそう!
https://cloudapi.kddi-web.com/magazine/twilio-event/twilio-ug-tokyo-eventreport
エバンジェリスト来日!サーバーレスFunctionsの裏側 Twilio Developer Meetup 2017
https://cloudapi.kddi-web.com/magazine/twilio-event/twilio-meetup2017-functions

最新の Twilio 進化を一緒に見よう

本間さんから、Changeログをみんなで追いかけていくセッション。
これは、面白かったです。Twilioの中の人がいる前で一緒にみることで、ちょっとしたツッコミをもらいながら読み進めていくのが良かったです。次回のUGでも、これを通例化し、いくつかの項目でDeepDiveできたら面白いだろうなーと思っています。以下、気になったトピック
・Twilio SIPREC now supports SRTP and Regional Edges
https://www.twilio.com/changelog/twilio-siprec-now-supports-srtp-and-regional-edges
※東京リージョンでSIPが使えるようになった
・Twilio Functions is adding support for Node v12
https://www.twilio.com/changelog/twilio-functions-is-adding-support-for-node-v12
※CLIのServerlessのデプロイが失敗するので注意。Node10だと動かない。
・Programmable Voice Calls Per Second Changes
https://www.twilio.com/changelog/programmable-voice-calls-per-second-changes
※1秒1コールがそれが15〜30に増やせるのですが、日本では未対応。

以下、資料となるURL。
・Twilio Change Log
https://www.twilio.com/changelog
日本語でのサマリーは以下
https://www.twilio.com/blog/author/hmasaki

Twilio Videoで実現する顔認証を利用した経済困窮者支援活動

八木さんの事例のお話。
八木さんの事例はいつも尊敬するものばかりで、今回も非常に興味深かったです。
今回は、「つながる電話」。経済困窮者支援活動。
https://umbrellafund.tokyo/tsunagarudenwa
「ケータイ電話がないと社会復帰が難しい」ということを。社会復帰するための最初の一歩を支援。SIGNAL(米Twilioが年イチ開催しているカンファレンスイベント)でサンフランシスコに行った時に、生活困窮者にSIMカードを配っていることをみて、同じようなことを日本でもやろうと思ったとのこと。また、「プロジェクト『公衆電話』」というのも面白かった。困ったときに公衆電話さえあれば助けを呼べる。クリックすると各支援団体につながるようにする。インタネット上の公衆電話。このような社会問題に向き合ってるのは素晴らしい。
ちなみに、米Twilioは、このような社会貢献についても積極的に行っているそうです。
https://www.twilio.org/

次回開催に向けての雑談など

これは、ちょっとみなさんの意見を聞きたいなと思い、少し時間をもらいました。
やるならできるだけ、参加いただいている方が、やりたいことや聞きたいことを企画したいなと思っていて、それをヒアリングできればなと思っていました。
が、まあなかなか難しいですね。

ハンズオン:Twilio Sync

こちらは、Twilioの池原さんが作成されているハンズオンプログラムを、みんなでやってみようと思い、企画しました。が、私のTwilioアカウントがサスペンドされてしまい、当日一緒にやることができない感じになりました(泣)まあそもそも絶対に時間が足りない感じになっていたので、計画からしてちょっと失敗でした。
一応、一連の流れを録画したものを用意しておき、それを流す形にしました。
・Twilio Syncハンズオン資料
https://neri78.github.io/Twilio-HandsOn-Sync-JP/
・ハンズオンの動画解説


・ハンズオン導入スライド

こちらも、ちょっと手探りでやってしまったで、正直、自分自身も方針をまとめてない状態でやってしまったのは反省するところ。次回以降は参加者のテンションもわかったのでハンズオンをやる時はやり方を計画して実施したいですね。

今回は、参加者層や人数、参加者のモチベーションなどが、全然見えない状態(実査に知っている人は半分もいなかったですし)だったので、手探り感がいなめなかったのですが、次回はだいたいの雰囲気も理解できたので、もう少し良い感じの集まりにできたらなと、いろいろ考えていきたいと思います。

この記事を書いた人

takeshi.furusato

AWS Samurai 2022
JAWS-UG Okayama
OkayamaWordPressMeetup
JP_Stripes Okayama
SORACOM UG Okayama
TwilioJP-UG Okayama
自称めんツナかんかんエバンジェリスト(https://mtc2.furusato.blog/)
DIGITALJET inc.