こちらの投稿は、SORACOM Advent Calendar 2019 の18日目の投稿になります。
こちらの内容は、忘年会議2019にてLightningTalkでプレゼンした内容になります。
はじめに
みなさんはご存知だろうか、福岡・明太子でおなじみの株式会社ふくや様が、2019年4月1日に発表した「ふくやIoT」を。
「うちの明太子はなくならない。」をテーマに打ち出されたこのサービス。「IoT」=「いつも/おいしく/とどく」ということで、重量センサーとSORACOM SIMが内蔵されたケースが、明太子がなくなりそうなタイミングを検知し、利用者の操作不要で新鮮な明太子をピッタリのタイミングで届けてくれるというもの。
明太子の定期販売はあるものの、明太子は消費期限が短いので、必要なタイミングに届けてもらわないと困るわけです。それを利用者からのアクションでない形で自動的に届けてくれるコンセプトはすごく感銘をうけました。(うっかり注文し忘れた、届きすぎて困ったということがないのですね。)
ただし、このサービス、期間限定のモニター募集(抽選)であり、しかも福岡市県在住の方のみということで、岡山県在住の私としては参加資格すらなかったわけです。
めんツナかんかんIoTとは
さて、私は、最高に美味しい缶詰(個人の感想です)であるめんツナかんかんの非公式エヴァンジェリストとして活動してます。最近、更新が滞っているレシピブログはこちらです。なお、めんツナかんかんは、株式会社ふくや様が販売をされています。
非公式めんツナかんかんエヴァンジェリストとしては、株式会社ふくや様の取り組みに対し、インスパイアされ、めんツナかんかんIoTを作りたくなることは、当然の流れでした。
当初、PhantomJS(WebKitベースのヘッドレスブラウザ、開発終了)などを駆使して、自動発注するところまでを考えていました。
しかしながら、そもそもお店に訪問しめんツナかんかんを購入すること自体も、非公式めんツナかんかんエヴァンジェリストのUXであると考えているため、めんツナかんかんの手持ち在庫が少なくなると、電話で通知するものを作成することにしました。
つまり。。。
つまりは単純に「めんツナかんかんIoT」って言いたかっただけです。
作りました
構成
今回は家にあったobnizを使いました。ポート設定が自由に行えることやHX711 ADモジュールを扱うライブラリがあったことで、楽に開発できました。
SORACOM LTE-M Button Plusは直接マイコン制御をすることができないので、リレースイッチで接点オープン/ショートの制御をする必要がありました。
まとめ
そもそも電話されなくても忘れずに買って帰る
そう。別に電話がかかってこようがこまいが、東京出張の際には必ず羽田店に立ち寄って買って帰るし。ぶっちゃけ私にとって必要なかったw
SORACOM LTE-M Button Plusは直接マイコンに接続できない
今回はリレーを使いました。電子工作が好きな方は他にもいろいろな方法で接続ができると思います。ただ、できればSORACOM LTE-M Buttonのお手軽さの延長として、マイコンに直接接続できるモジュール?が発売されるとうれしいなと思います。SORACOM LTE-M Button Plusの接点部分にレゴブロックみたいにくっつけられて、それがマイコンに直接繋げられるものだといいですね、サンタさん。
ふくやIoTのモニターに参加できない
ふくや様、全国展開、待ってます!