日本でのTwilioアカウントについて

この投稿は、私個人の解釈です。詳しい情報については各社のページを参照してください。
※2021/05/19時点での情報です。
※ユーザー会などで説明するための資料としての投稿になります。ユーザー会で行うハンズオンでどのアカウントの状態であるかについては、別途ユーザー会側のほうで都度連絡をします。

Twilioアカウントについて

Twilioのサービスを利用するためには、Twilioにアカウントを作る必要があります。
Twilioは、あらかじめチャージされたポイントより、利用した分が差し引かれるという形になります。
Twilioアカウントを作成すると、トライアルとして一定額のポイントがアカウントにチャージされた状態となります。この状態のアカウントは「トライアルアカウント」と言います。
トライアルアカウントでは、機能の利用に一部制限があります。すべての機能を利用するためには、アップグレードをする必要があります。そのためにはクレジットカードを登録し一定額チャージをする必要があります。アップグレードされたアカウントのことを「アップグレードアカウント」と言います。
また、日本国内における法改正などの影響により、日本の電話番号を購入するためには、Bundles(本人認証)が必要となります。BundlesはTwilioアカウントでログインした画面から行うことができます。
Bundlesについては、以下の記事が非常に参考になります。
TwilioでBundles(本人認証)の設定を行う(個人編) https://qiita.com/mobilebiz/items/579d1920a8b0bca96459

日本でのTwilioアカウントについて

日本では、これまでのTwilioサービス提供の歴史上、KDDIウェブコミュニケーションズ社(以下、KWC社)とTwilio社との2つの会社から、Twilioアカウントを作成することができます。どちらで取得しても、利用できる機能は同じです。
ただ、料金やアカウント作成方法の手続きなどが異なります。以下に、まとめましたので、ご確認のうえ、アカウントを作成してください。

提供元Twilio社KWC社
アカウント作成手順Twilioアカウントの作成方法【Twilio講座 入門編②】アカウントの種類と無料アカウント作成方法
支払い・料金ドル建て
※四半期毎にドル円レートが更新されます。
(例)電話番号費($4.5/月)
詳しい料金はサイトをなどをご確認ください。
https://www.twilio.com/ja/pricing
円建て
(例)電話番号費(110円/月)※2021/04/01時点
詳しい料金はサイトをなどをご確認ください。
https://cloudapi.kddi-web.com/
2021/04/01時点の料金表
トライアルアカウント$15相当のポイントが事前にチャージされている500円相当のポイントが事前にチャージされている
Bundles(本人認証)必要。申請手順は以下が参考になります。
※個人の場合は、本人確認書類(運転免許証など)が必要となります。法人の場合は、会社を証明できる書類(履歴事項全部証明書など)が必要となります。
認証を得るまでに、3営業日程度かかります。
必要。申請手順は以下が参考になります。
※個人の場合は、本人確認書類(運転免許証など)が必要となります。法人の場合は、会社を証明できる書類(履歴事項全部証明書など)が必要となります。
認証を得るまでに、3営業日程度かかります。
ログインURLhttps://www.twilio.com/loginhttps://jp.twilio.com/login/kddi-web
その他注意別途、KWC社に対して、犯罪収益移転防止法に基づく取引時確認書類ご提出が必要。アカウント作成後に登録したメールアドレスにメールが届きます。
こちらに記載されている内容に従い、本人確認作業をお願いします。
※個人の場合は、本人確認書類(運転免許証など)が必要となります。法人の場合は、会社を証明できる書類(履歴事項全部証明書など)が必要となります。また、スマートフォンが必要です。
本人確認作業ができてない場合は、アカウント作成から2週間程度でアカウントが停止となります。

この記事を書いた人

takeshi.furusato

AWS Samurai 2022
JAWS-UG Okayama
OkayamaWordPressMeetup
JP_Stripes Okayama
SORACOM UG Okayama
TwilioJP-UG Okayama
自称めんツナかんかんエバンジェリスト(https://mtc2.furusato.blog/)
DIGITALJET inc.