JP_Stripes Connect 2019にワークショップのメンターとして参加しました。

2019年03月21日(木・祝)に大阪で開催されたカンファレンス「JP_Stripes Connect 2019」へスタッフとして参加してきました。

今回はワークショップのメンターとして参加しました。
TwilioJP-UG OkayamaやJP_Stripes Okayamaにて、電話でペイ!(Twilio とstripeを利用した電話決済)を実際に実装・利用してみたことをブログなどでアウトプットしていたことで、声をかけていただき、ワークショップをさせていただくことになりました。アウトプットすることは大事ですね。

JP_Stripes Okayama #1 を開催しました
TwilioPay(電話でペイ)で勉強会の会費を徴収してみた

「電話でペイ!」(Twilio Pay)を試してみよう!」ワークショップは、Twilioエバンジェリストである高橋さんや、JP_Stripes Okayamaを一緒に運営している栩平さんにもご協力いただき、私の方でワークショップのシナリオを考えさせていただきました。
以下、資料を公開しています。
初級、中級、上級と、完成まで少しづつ作っていける構成にしています。
初級:https://01w.me/jpsc2019t1
中級:https://01w.me/jpsc2019t2
中級(続):https://01w.me/jpsc2019t2a
上級:https://01w.me/jpsc2019t3
※全部Qiitaで公開しています。

最終的な内容としては、クライアント役とオペレータ役とが会話をしながら、その途中にクレジットカード決済ガイダンスを流しつつ、カード決済している状況がWebページに表示されるというもの。
その構成を作るためには、いろいろ処理をするためのサーバーが必要になることが想定されました。
ただ、ワークショップの性質上、参加者にできる限り負担をかけたくなかったので、どうにかサーバーレスで実装ができればと苦心しました。
また、Stripe、Twilioともに、本登録をしない形(テスト環境、トライアルアカウント)の状態で、お試しいただきたいということもコンテンツを作る上で気をつけていたことでもあります。

幸いTwilioは、サーバーレスで動作するさまざまな仕組みが用意されているので、そちらを使うことで個別にサーバーを用意することなくワークショップのシナリオを作ることができました。
具体的に、今回利用したTwilioの仕組みとしては、以下を利用しました。

  • Twilio PayConnector (Stripeとの連携)
  • Twilio Phone Number (050電話番号購入・利用)
  • Twilio Programmable Voice (音声通話)
  • Twilio Programmable Voice Conference (複数人音声通話)
  • Twilio Runtime TwiML Bins (Programmable Voiceで利用するTwiMLを応答する仕組み)
  • Twilio Runtime Functions (Webhookの受け口を作成 AWS API Gateway+AWS Lambdaという感じ)
  • Twilio Runtime Assets (ストレージサービス、AWS S3のという感じだが、管理コンソールからしかファイルを登録できない)
  • Twilio Sync (複数のデバイス間で情報を同期させるサービス)

ちなみにTwilioは他にもたくさん機能があるので、いろいろ使ってみたいです。
※正直なところ、StripeとTwilioの連携が簡単に(ほぼボタン1クリック)できてしまうので、ワークショップ自体、作業の9割以上が私の大好きなTwilioがメインになってしまいました。まあそれだけ、Stripeが手軽に実装できるということですね。

お申込みは約15人ほどいらっしゃったのですが、参加者はメンター含め9人でした。
最初にTwilioエバンジェリストの高橋さんにTwilioについて語っていただきました。
※私も高橋さんみたいにスマートにTwilioについて語れるようになりたいですw

その後は、Qiitaに書いた記事を確認いただきながらモクモクしていただきました。
特に質問もなく、ご参加いただいたほとんどの方が最後まで作成いただくことができました。
逆に、高橋さんからワークショップの内容に一部指摘(上級編の3者間通話でカード番号入力時にオペレータ役にプッシュ音が聞こえる)をいただき、ワークショップ中に調整しようとしたのですが、完遂ならず。。。これは別途調整してQiitaに追記予定。

ちなみに、前半は広島の安藤さんが行っている「WordPress + WooCommerce with Stripeで作るノンプログラミングECサイト」のヘルプに入りました。
結果的に、すべてのセッションを聞けなかったのですが。聞きたかったセッションの内容は、別途公開されているスライドとTwitterで確認できるので、まあ良いかな。。。スライド公開してくれているスピーカーさんとTwitterでつぶやいている参加者の方々に感謝です。

あと、懇親会は非常に良かった。あまり写真を撮ってないけど、、、オシャレすぎて、そしてめっちゃ美味しい。
毎週火曜日、Stripeさんの社食でも食べられるらしいですよ。
新しいお知り合いが増えたばかりか、「いままでお顔だけは拝見してましたけど、、、」的な方ともお話できて、充実した時間でした。

総じて、JP_Stripes Connect 2019に、参加できて良かった。

この記事を書いた人

takeshi.furusato

AWS Samurai 2022
JAWS-UG Okayama
OkayamaWordPressMeetup
JP_Stripes Okayama
SORACOM UG Okayama
TwilioJP-UG Okayama
自称めんツナかんかんエバンジェリスト(https://mtc2.furusato.blog/)
DIGITALJET inc.